cTrader 5.3の新機能
cTraderが5.3にアップデートされました
cTraderアップデートが来ました。
なんか今回ブローカー側のアップデートが早いですね。
いつもならSpotWare公式のアップデート後しばらくしてからブローカーのcTraderが順次アップデートされるんですが、今回は気づいたらブローカーのcTraderも軒並み5.3になってるようで・・・
今回はそんなに大きな新機能はないようですが、簡単に紹介します。
組み込みコーディングエディタが進化
これまでいまいち使いにくかったcTrader組み込みの開発環境ですが、オープンソースエディタのMonacoが統合され使いやすくなりました。
私ajinoriはもともと組み込みエディタ使ってないので違いがよくわからないのですが、入力補助やintellisenseが旧エディタに比べるとだいぶよくなってるように見えます。
組み込みエディタでもコーディングしやすくなると気軽にアルゴリズム開発を始めやすくなりますね!
アルゴリズム作成ウィザードが刷新
cBotやインジケーターを新規作成するときのウィザードが新しくなりました。
まぁUIが変わって少し使いやすくなったかな?という程度ですかね。
あとこれは少し前からあった機能ですが、「テンプレートを使用する」からベースとなるサンプルを選んで、作成を始めることができるのはいいですよね。
気づいたらテンプレートの種類がかなり増えてるみたいなので、アルゴリズム開発に慣れてない方はテンプレートを一通り見るだけでもかなり勉強になると思います。
マーケットリプレイ中の時間足変更が可能に
トレード練習ができるマーケットリプレイという機能の中で、実行中に時間足の変更ができるようになりました。本当は複数の時間足のチャートが表示できるのがベストだとは思うのですが、切り替えができるようになっただけでもマルチタイムフレームでのトレード練習がやりやすくなったのではないでしょうか。
APIもいくつか追加?
今回のリリースでは、cTrader AlgoのAPIに新たなメソッドやプロパティ、パフォーマンスの最適化が追加され、制御性と処理速度がさらに向上しました。コードリファレンスと統合ワークフローが更新され、より安定的で効率的な開発環境を実現します。
・・・らしいです。
最近APIのアップデートをちゃんと追ってないため今回のアップデートでどれが追加されたのかイマイチわからないのですが、ざっと見た限り「これができるようなった!やったぜ!」みたいな目立ったアップデートは見当たりませんでした。
ただAPI部分も着実に進化していっているというのは開発者としてはありがたいですね。
徐々に進化を
少しずつでも進化していくのは嬉しい限りです。
ただ、毎回バグが出るのだけは残念な限り・・・今回私の方では目立ったバグは見当たらなかったのですが、先にアップデートした方からこんなコメントが寄せられています。 (shivaDogさんコメントありがとうございます!)
先日5.3.8Verにしてから、「Line Sny」を含め、その他自分で探して入れたインジケーターがチャートに表示されなくなり、今までワークスペースに保存したもの全て同じ現象です。チャート上で「オブジェクトマネージャー→インジケーター」を開いて見ても、今まで入れていたインジケーターが消えちゃってます
もしかしたら環境によっては似たような現象が起きることあるのかもしれません。
これからバージョンアップするという方はご注意を。
バグともうまくお付き合いしながらもcTraderライフを楽しみましょう!