cTrader5.6アップデート
遅れました
だいぶお久しぶりです。ajinoriです。しばらくcTraderから離れていました。
たぶんcTraderもかなり前にアップデートしていて今更感半端ないですが、一応記事上げておきます。
というかそろそろ5.7の時期ですよね。人によってはすでに5.7にアップデート済みでしょうか?
私のはまだ5.6なのですが、アップデート来たら次は早めに記事上げたいです。
cTrader 5.6の新機能
ロスカット方式を選択できるようになりました
ロスカット方式を"Fair"と"Smart"から選べる機能が追加されました。
設定->口座-プロパティから変更でき、TradeWatchの下部バーに表示されます。
ロスカット時、つまりは 証拠金レベルを下回った際のポジションクローズの仕方を変更できます。
最も多くの証拠金を使用しているポジションがクローズ対象になるのは同じですが、
"Fair"はそのポジションを全決済, "Smart"はそのポジションを部分決済します。
わざわざ"Smart"に変えるメリットがあまり思いつかないのですが、常に複数ポジションをバランスよく保持する戦略とかにはいいのかもしれません。
なお、cTraderとして対応したというだけで実際に変更できるかどうかはブローカー次第です。
一番下の項目が出てこない場合は変更不可です。私の使ってるTradeViewやAxioryは変更不可でした。
チャート上インジケーターなどの表示位置を変更しやすくなりました
ツールバーのボタンから開くオブジェクトマネージャーでインジケーターの位置をD&Dで自由に変更できるようになったようです。
サブエリアのインジケーター同士を重ねたり、メインチャート上のインジケーターを別で表示させたりということが簡単にできるようになりましたね。使用頻度はあまり高くないかもしれませんが、あると便利な機能だと思います。
ついでにチャート上のラインなどのオブジェクトもD&Dで並び替え(重ね順変更)できるようになってます。
(開発者向け)いくつかAPIが追加されました
気づいたら ヘルプにわかりやすく記載される ようになっていたのでこれといってあえて説明することがなくなりました。。。
以下cTraderヘルプより引用です。
新機能
新しい ChartTemplates APIにより、チャートテンプレートの取得、作成、更新、削除、適用が可能になりました。
新しい Symbol[] パラメータタイプにより、複数のシンボルをアルゴに渡すことができ、マルチシンボルピッカーUIが表示されます。
新しい Enum[] パラメータタイプにより、列挙型の複数の値をアルゴに渡すことができ、マルチ列挙値ピッカーUIが表示されます。
新しい TimeFrame[] パラメータタイプにより、複数の TimeFrame 値をアルゴに渡すことができ、マルチ期間ピッカーUIが表示されます。
新しい MultiSelect アルゴコントロールにより、アルゴのユーザーが複数の一意の文字列値を選択できるようになります。
WebView コントロールの新しい OpenDevToolsWindow メソッドにより、WebViewコントロールインスタンスの開発者ツールを開くことができます。
シンボルポイントの新しい SwapCalculationType が追加されました。
改善点
TimeFrame パラメータタイプがプラグインでのカスタム期間をサポートするようにアップグレードされました。
DateTime パラメータタイプが、アルゴによって設定されていない場合、DateTime.MinValue の代わりに 31/10/2025 00:00:00 という新しいハードコードされたデフォルト値を使用するように変更されました。
DateOnly パラメータタイプが、アルゴによって設定されていない場合、DateOnly.MinValue の代わりに 31/10/2025 という新しいハードコードされたデフォルト値を使用するように変更されました。
TimeSpan パラメータタイプが、アルゴによって設定されていない場合、TimeSpan.MinValue の代わりに 00:00:00 という新しいデフォルト値を使用するように変更されました。
TimeSpan パラメータタイプが、アルゴによって設定されていない場合、TimeSpan.MinValue と TimeSpan.MaxValue の代わりに 00:00:00 という新しい最小値と 23:59:59 という新しい最大値を使用するように変更されました。
一部の内蔵アルゴサンプルが、C#およびPythonアルゴリズムテンプレートとアルゴサンプルのGitHubリポジトリに追加されました。
すべての内蔵インジケーターのソースコードが、C#およびPythonアルゴサンプルのGitHubリポジトリに追加されました。
チャートビューポートデータのアルゴへの転送が、積極的から遅延にリファクタリングされました。 この変更により、アルゴがチャートビューポートAPIメンバーを使用しない場合に不要なリソース使用が防止されます。
ノーコメントもアレなので、気になるところだけ。
パラメータとしてEnumの複数渡しが可能になった のは便利そうですね。もともとTimeFrameや自分で定義したEnumをパラメータに渡すことで自動的に選択式になるようにはなっていたのですが、あくまで選択できるのは一つだけでした。複数選ばせたい場合はパラメータを別にして複数用意したり、文字列でカンマ区切りで入れてもらってプログラム側でバリデーションしたりと、なにかと面倒かつ不格好な形になりがちでしたが、このアップデートのお陰で複数選択をスマートに組み込めるようになりました。
また、少し前にDate周りのパラメータ用に使いやすい型が追加されたのですが、デフォルト値などがおかしなことになっており、少々使いにくい形になっていました。今回のアップデートにより改善されたようなので使いやすくなりそうです。
全体的にパラメータ周りが使いやすくなっているので今後より便利なインジケーター、cBotがでてくることが期待できそうです。