存在しない通貨ペアを表示する
ゴールド/日本円のチャートを見てみたい!
cTrader採用ブローカーではXAUUSDやUSDJPYのチャートは見れるところが多いと思いますが、XAUJPYを提供してるところはほぼないと思います。
国内の一部証券会社が提供してるようなゴールド/日本円のチャートだけでもcTraderで見たい!という人もいるのではないでしょうか。
組み合わせれば可能
XAUUSDとUSDJPYの価格があるんだから掛け合わせるだけでXAUJPYという通貨ペアの価格として表示することはできるんです。もちろん発注とかはできませんが、チャートで価格を表示するだけならこれで十分。というわけでそんなインジケーターを作りました。
ちなみに以前作ったやつが動かなくなったので作り直したものになります。
こいつの使い所なんかは以前の記事を参照してください。
ReverseChartはこちらに統合
以前コメント返しでさりげなく公開した上下反転チャートを表示するReverseChartですが、機能的にこれで代用できるのでご希望の方はこちらを利用してください。
たとえばEURUSDのチャートを上下反転にしたいと思ったらパラメータ通貨ペア名にUSDEURと指定してください。
MixRate
機能概要
通貨ペア名を指定するとそれぞれのドルストレートペアを探してきて合成価格でチャートを表示します。
あくまでローソク足表示だけでインジケータの表示や発注は当然できませんのでご注意ください。
使い方
適当なチャート上にこのインジケーターを適用させます。
インジケーター起動直後は過去の4本値から計算されるだけなので、高値安値はあくまで目安と思ってください。起動中に描画される分は概ね正確になると思います。
元となるチャートの通貨ペアは何でも構いませんが、ReverseChartの代わりに使う場合は反転させたいチャートの通貨ペアを選んでおいたほうが正確な表示になります。
パラメータ
通貨ペア名
表示させたい合成通貨ペア名を指定します。◯◯◯✕✕✕の6文字もしくは/区切りで指定します。CLなど3文字以外のシンボルを使う場合はCL/JPYのように指定してください。
陰線色、陽線色
陰線、陽線の色を指定します。
元チャートのローソク足を隠す
元のチャートのローソク足を非表示にします。基本「はい」のままでよいかと。例えばEURJPYの配信レートと合成レートを見比べたい、といったときにこれを「いいえ」して色を調整すると比べやすいです。
ラベル設定
フォントサイズ
左上に表示させる通貨ペア名のフォントサイズを指定します。
精度向上
有効
「はい」にすると過去一定時間分だけTickデータを元に価格を計算するようになり、高値安値もほぼ正確な値がでるようになります。
何時間前まで
Tickデータを元に計算する時間を指定します。あまり長すぎると表示までに時間がかかります。