ボリンジャーバンドを上昇と下降で色分けする

cTraderインジケーター

3/18/2024

1年以上前の記事です。内容が古くなっている可能性があります。

ご要望いただきました

TradingViewで（CrissMoodyさんがCM_Ultimate_MA_MT_V2のMAのアップダウンでの色分け）、ban-yenさんがSuper Bollomger bandsのセンターラインのアップダウンでの色分けをボリンジャーバンドのセンターラインで実現出来たらと思います。

TradingViewは使っていないので例示いただいたものはわからないのですが、「ボリンジャーバンド真ん中のMAを上昇時と下降時で別色で表示したい」というご要望とお見受けしました。

こういったインジはアップダウンの判定方法が肝だと思うのですが、ここではとりあえず適当に何パターンか用意しました。お好みにあわせてどうぞ。

モノ自体はシンプルなボリンジャーバンドです。ただ上昇時(Bull)と下降時(Bear)で色分けされてるだけです。

せっかくボリンジャーバンドでやるので真ん中のMAだけでなくバンド自体も色分けできるようにしてあります。

バンドの色分けが不要であればそれぞれの~Bear,~Bullの色設定をTop, Bottomと同じにしてください。

ボリンジャーバンドの各パラメータを設定します。

トレンド判定の方法を指定します。

Slope: 移動平均線(中央線)の傾きでトレンド判断をします。一定回数(Param)以上連続して正の傾きだった時に上昇トレンド、のように判断します。

UpDown: 14本前の移動平均線の値と比べて、一定(ATRのParam*10%)以上値が上昇したかどうかでトレンド判断をします。

MaPos: 中央の移動平均線とそれより少し長期(Periods+Param)の移動平均線、現在価格の位置関係でトレンドを判断します。

ADX: 14期間ADXの値が一定(Param+10)以上のときにトレンドと判断します。+DIが-DI以上なら上昇トレンド、逆なら下降トレンドです。

トレンド判断に使用するパラメータです。上記の「一定以上」の「一定」はこの値によって決まります。

だいたいどのMehodでもこの値を大きくすると上昇トレンドでも下降トレンドでもない期間が長くなります。

Mehodの部分はあまり細かいこと考えずに、表示させてみてご自身の感覚にあう設定をお使いいただければと思います。

本当は２つバンド表示させたかったんですけど、パラメータがごちゃごちゃしちゃうのでやめました。

２つ表示させたい場合は、このインジケーターを２つ、別パラメータでそれぞれチャートに適用してください。

ボリンジャーバンドって一つだけ表示させるケースの方が少ない気がするんですが、そんなことないですかね？