【cTrader】Scribblerアップデート【Tools】
1年以上前の記事です。内容が古くなっている可能性があります。
Scribbler
チャート上に手軽にいろいろ描けるツール、ScribblerをcTrader4.7に合わせてアップデートしました。
ご存じない方はこちらからどうぞ。
今回のアップデートで個人的に不満だった点はおおむね解消できたと思ってます。
変更内容
カラーパレット機能を追加しました
これまで時間足ごとにパラメータで色を設定できるのみでしたが、カラーパレットを右下に表示し、そこからマウスクリックで色を選択・変更できるようにしました。
パレットの各色はパラメータで設定可能です。パレット枠線の色が現在選択されている色です。
従来通り時間足ごとに色を指定したい場合は“TimeFrame Color”パラメータをYesに設定すれば、Color1~Color9までが1分足～月足のデフォルトカラーに設定されます。また、カラーパレット上で色を変更するとその色を記憶し、次の切り替え時にもその色が使えるようになっています。
カラーパレットが邪魔な場合は”Use Pallet”パラメータをNoにしてください。パレットが非表示となりこれまでと同じ使い方ができます。
ちなみにカラーパレットは枠線の内側をドラッグアンドドロップで移動できるようになってますので、好きな場所に移動させてご利用ください。
トレンドライン等描画時に高値安値に合わせやすくなりました
トレンドライン等の終点がローソク足の高値安値に吸い付くようにしました。
フィボナッチリトレースメント、エクスパンジョンは開始点も吸い付きます。
私の使い方ではこの機能が邪魔になることはなさそうだったので、常に有効にしてありますが、もし邪魔になりそうとかあればコメントいただければパラメータでOFFにできるように変更します。
矢印、フィボナッチタイムゾーンが描画できるようになりました
cTrader4.6にて追加されたArrowやFibonacciTimezonesが描けるようになりました。
矢印 (Arrow) なんかはチャートにメモを書き込むときによく使うという方もいるのではないでしょうか。
これに伴い、一部デフォルトキーを変更しています。（矢印を”A”に、アラートラインを”X”に変更)
アラート形式を変更しました
アラート音声はファイル名を指定する形式を止め、cTrader4.7で追加された組み込み音声から選択するように変更しました。
また、画面丸ごと色を変える方式から、ど真ん中にでっかく文字を表示するように変更しました。
いずれかのキーを押したら消える仕様はこれまでと同じです。
その他バグ修正など
- アラートラインを修正した際に、アラート価格がうまく反映されない問題を修正しました。
- パフォーマンス改善のため内部処理を見直しました。
- Draw to IndicatorAreaパラメータを削除しました。現バージョンでは安定しており、Noにするメリットがあまり見当たらなくなったので常にYesの挙動となるようになっています。
ダウンロード
cTrader4.7以降専用です。